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徳島で新築住宅を買うときに知っておきたいこと

マイホームというのは、人生で最大の買い物。ほとんどの方が初めての経験なので、わからないことも多くあることでしょう。数千万円のお金がかかるので、失敗したくないですよね。新築住宅購入で失敗しないためには、ある程度の知識を身につけておくことが大切です。今回は、徳島で初めて新築住宅を買う方が知っておくべきことについてまとめました。

 

土地のさまざまな条件を知っておく

土地購入からはじめる場合、土地探しでチェックしておくべき条件を知っておきましょう。面積が同じ土地でも、条件によって建てられる家の大きさや形は違ってきます。

例えば、50坪の土地の場合、建ぺい率が80%なら建築面積40坪までとれますが、建ぺい率50%なら建築面積25坪までしかとれません。他にも、容積率や用途地域、接道条件など、さまざまな条件があります。

 

土地の値段には、基本的に「お値打ち」というものはありません。立地や広さなどさまざまな条件で値段が決まっており、安い土地にはそれなりの理由があると考えて良いでしょう。土地によっては、地盤が弱かったり、高低差があって造成が必要だったりと、費用がかかることもあります。自分の予算と条件に合った土地を探すには、土地探しの知識をある程度身につけ、不動産業者や住宅メーカーの担当者などに相談しながら決めると良いでしょう。

 

 

日本で新築住宅を建てるなら地震対策が必須

日本では毎年大きな地震が起こっています。今後も「南海トラフ地震」「首都直下地震」など大規模な地震が発生すると考えられています。日本のどこに住んでいても、新築住宅を買うなら地震対策について考えておかなければなりません。もちろん徳島も例外ではないでしょう。

 

現行の建築基準法(1981年以降)では、すべての新築住宅に対し、「数百年に1度程度発生する大地震(6強~7程度)」で倒壊・崩壊しないレベルの耐震性が義務化されています。2000年以降は、基礎や金物、耐震壁について、より強化されました。古い住宅に住んでいるより、新築住宅の方が安全性は高いと思って良いでしょう。

 

「耐震等級1~3」という基準も、一つの耐震性能の目安となります。

 

  • 耐震等級1:建築基準法の耐震性能を満たす
  • 耐震等級2:建築基準法の耐震性能の1.25倍
  • 耐震等級3:建築基準方の耐震性能の1.5倍

 

つまり、耐震等級3の認定をとれていれば、一番安心ということです。しかし、等級3の家にするためには、建築費用が多くかかってしまいます。「等級」にはこだわらず、本質的に安心できる構造で建てられていれば安心できるという考え方もあるでしょう。

 

住宅ローンやお得な節税対策について知る

多くの新築住宅購入者が、一部の頭金+住宅ローンで住宅を買っています。あとから返済に苦労しないよう、予算オーバーしない範囲の家を建てることが大切です。住宅ローンの仕組みや返済プランについて知っておきましょう。また、住宅購入時には、消費税以外に不動産取得税などの税金もかかるので、予算に組み込んでおきます。

 

家を建てるときには、親の資金援助を受けるという方もいるかもしれません。普通は親子間でも年間110万円以上は贈与税の対象となりますが、住宅の購入や増改築などの資金の場合、非課税枠が大きく増える制度もあります。贈与税や相続税の節税対策にもなるので、住宅ローン減税と合わせてチェックしましょう。

 

 

徳島の気候や風土に合った新築住宅を建てる

日本という国は、場所によって気候が大きく違います。そのため、地域の環境に合わせた家を建てることが大切です。例えば、冬の積雪量が多い地域であればそれに合わせた家を、台風が多い地域ならその気候に合わせた家をつくらなければならないのです。

 

では徳島県の気候はどうかというと、大きく南北2つのエリアに分けられます。瀬戸内海に面する北部は瀬戸内気候と呼ばれ、全国的に見ても雨の少ない地域。年中温暖で、日照時間も長くなっています。それに対して四国山地より南部は太平洋気候と呼ばれており、全国でも有数の雨の多い地域です。

また、徳島は四国山地をはじめとして、山地の多い地形も特徴。山間部ではさらに気候の変動が激しくなっています。

 

このように、徳島は土地の場所によって、気候の条件も大きく異なります。降雨量が多い地区であれば、普通以上に雨が侵入しないような心配りが必要です。風が強い地域なら、強風や台風に備えた家づくりをしなければなりません。木造住宅であれば、湿度によって木材の反りなどの状態が変わってきます。徳島で新築住宅を購入するなら、その土地ごとの風土や気候をよく理解した工務店やハウスメーカーを探してみてください。

 

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