徳島の新築住宅の費用相場
徳島で新築住宅を購入するなら、どのくらいの費用がかかるか知っておきたいですよね。
今回は、徳島の新築住宅(建売・注文住宅)の費用相場をデータでご紹介します。
徳島の新築住宅の費用相場(建売)
まずは、徳島県で建売の新築住宅を購入した方の費用相場を見ていきましょう。
建売住宅とは、土地+建物がセットで販売されているタイプの新築住宅。
家が完成した状態で販売されていたり、建設中に販売がスタートしたりします。設計はほとんど決められているため、新築住宅のなかでは費用が割安な傾向にあります。
購入価額 | 住宅面積 | |
全国 | 3442.1万円 | 100.8㎡ |
徳島県 | 2391.0万円 | 97.2㎡ |
全国平均は約3,400万円に対し、徳島県の平均費用は約2,400万円。全国平均よりも約1,000万安く購入しているということがわかります。住宅面積は全国平均とほとんど変わらない広さです。
徳島で費用を抑えながら新築住宅を購入したい場合、建売住宅を検討されると良いでしょう。
徳島の新築住宅の費用相場(土地付き注文住宅)
次に、徳島の新築住宅のなかで、土地付き注文住宅の場合の費用相場をみていきましょう。
注文住宅とは自分の好きな土地に、自分の好きな設計の家を建てるスタイルの新築住宅のことです。「土地付き注文住宅」ということは、土地も自分で購入したということ。建物を建てる「建設費」と、土地を購入するのにかかった「土地取得費」、それぞれのデータをまとめています。
建設費 | 土地取得費 | 住宅面積 | |
全国 | 2,777.5万円 | 1,335.1万円 | 112.2㎡ |
徳島県 | 2,804.3万円 | 887.7万円 | 115.9㎡ |
土地付き注文住宅の「建設費+土地取得費」をあわせると、全国平均は約4,100万円、徳島では約3,700万円でした。
注文住宅はどこの工務店でどのような建物を建てるかによって、値段に大きな開きがあります。
そのため、3,700万円よりかなり安い価格で購入された方も、もっと高い金額がかかった方もおり、費用にはばらつきがあると考えられます。
徳島の新築住宅の費用相場(注文住宅のみ)
最後は、新築住宅のなかでも、元々所有していた土地や親から譲り受けた土地に、注文住宅を建てた場合の費用です。
購入価額 | 住宅面積 | |
全国 | 3,390.4万円 | 126.8㎡ |
徳島県 | 3,083.2万円 | 118.9㎡ |
建物を建てる「建設費」として、全国平均約3,400万円、徳島では約3,100万円かかっていました。土地代にお金がかからないため、グレードの高い住宅を建てる方が多いと考えられます。
自分にはいくらくらいの住宅が買える?
これまで紹介してきたのは、徳島での平均的な住宅購入費用。
実際には、自分の収入や貯蓄額からどのくらいの家を建てるか決めていくことになります。
住宅を購入するお金は「頭金」+「住宅ローン」で準備します。
住宅ローンの年間返済額は、年収の25%以内が目安といわれています。ここからシミュレーションすると、例えば年収300万円なら借入額約2,000万円、年収500万円なら借入額約3,400万円ということになります。
ぜひ一度、自分にはどのくらいの住宅が買えるのか、銀行や住宅メーカーなどでシミュレーションしてみてください。
新築住宅の費用を安くするには?
徳島の新築住宅の費用は、2,000万円~4,000万円とばらつきがありました。では、費用を抑えて新築住宅を建てるには、どのようにしたら良いのでしょうか。
・土地の費用を抑える
まずは、安い土地を購入するという方法です。徳島県の土地の値段は、全国47都道府県のなかで24位。比較的土地の値段は安い地域だといえます。徳島県の市区町村別の土地の値段の目安は以下の通りです。
市区町村 | 1㎡あたりの単価 |
徳島県 | 6.5万円 |
1位:徳島市 | 9.1万円 |
2位:藍住町 | 6.1万円 |
3位:北島町 | 4.8万円 |
・・・ | ・・・ |
12位:美波町 | 2.5万円 |
13位:牟岐町 | 2.5万円 |
14位:つるぎ町 | 2.5万円 |
徳島市やその周辺の土地が最も値段が高いことがわかります。徳島の中心地は徳島市ですが、最近は藍住町や北島町などのベッドタウンも人気です。
この坪単価はあくまでも平均値なので、ほかにも、周辺環境や土地の形、日当たりなどさまざまな条件で土地の値段が変わります。
「この学区に住みたい」「勤務地から◯分以内」「広い土地が良い」など家族の条件と予算を考えて土地を選ぶことが大切です。
・建物の費用を抑える
建物の費用を抑えるには、建物の形をシンプルにしたり、コンパクトにしたりと、さまざまな方法があります。すべてグレードの高いものを選ぶといくらでも予算は上がってしまいますが、自分が大切にしたいところには費用をかけ、抑えるところは抑えるといったようにメリハリをつけることも大切です。
さまざまな工夫で建物の費用を抑えられますが、最も価格に大きく影響するのは、どこの住宅メーカーで家を建てるかということです。住宅メーカーによっては、ある程度プランを規格化することで、費用を抑えているところもあります。そういった住宅メーカーで、自分の好みの家を建てるメーカーがないか探してみましょう。