徳島で新築住宅を建てるとき、迷うのがエリア選び。今回は「板野郡北島町」の特徴や住みやすさ、おすすめエリアなどをご紹介します。

北島町の基本情報・データ

徳島市の北側に「松茂町・北島町・藍住町・上板町・板野町」という5つの町があり、これらを合わせて「板野郡」と呼んでいます。北島町は板野郡のなかでも、新築住宅を建てるのに人気が高いエリアの一つです。

 

北島町は、徳島市・鳴門市・松茂町・藍住町に隣接。徳島県の市町村では最も面積が少ないながら、人口約2.2万人、世帯数約8.8千世帯（※）が住んでいます。町の人口密度は、2015年時点で四国の全市町村のなかで1位です。

 

※2015年度統計によると、総人口22,446人、世帯数8,824世帯

 

・持ち家と賃貸の割合

北島町では、持ち家で暮らす方が約7割、賃貸派は約3割です。日本全体の持ち家率は6割ほどと言われているので、持ち家派が多めの地域といえます。

 

・犯罪発生率と治安

落ち着いた住宅街で、治安は良好です。エリア内には、板の警察署もあり、町の治安を守っています。夜遅くまで開いているコンビニなどもあって、真っ暗にならないというのも嬉しいですね。

 

北島町の住みやすさ

北島町は、板野郡のなかでも商業施設が多い地域。北島町内でも買い物を済ませられる上、徳島市街地へのアクセスも良好です。

 

・通勤通学しやすいベッドタウン

先述したとおり、北島町は徳島市・鳴門市・松茂町・藍住町に隣接しており、どこへ行くにもアクセスが良いです。徳島市までは車で約20分、徳島阿波おどり空港までは車で約16分で行くことができます。徳島市内や空港方面へ通勤される方、お子さんの徳島市内への通学などに便利な立地です。北島役場前やフジグラン前から、徳島駅前行きのバスも出ています。

 

・フジグラン北島がある

北島町内には、フジグラン北島という大きなショッピングモールがあり、他の市町村からもお客さんが集まるほどです。ファッションやグルメなどのお店のほか、トイザらス・ベビーザらスや映画館も入っていますよ。休日のお出かけスポットとして重宝すること間違いなしです。また、藍住町のゆめタウン徳島へも車で約12分でいくことができます。

 

・日常の買い物も徒歩で済ませられる

スーパーもマルナカやキョーエイ、ハローズなど点在しており、徒歩で行ける場合も多いでしょう。ドラッグストアなど日常に欠かせないお店も一通りそろっています。

 

・医療機関も多く安心

北島町の人口あたりの一般診療所の数は全国平均よりも多く、特に内科や外科、小児科などが充実しています。ご家族に小さなお子さんや高齢の方がいても、安心して暮らせるでしょう。町内の救急指定病院としては、きたじま田岡病院が1ヶ所あります。徳島市街地へのアクセスも良いので、万が一のときには徳島市内の病院にもかかりやすいでしょう。

 

・子ども医療費助成は中学生まで

北島町の子ども医療費助成は中学卒業までが対象です。所得制限はありません。自己負担金は通院3歳から、入院6歳からで、1医療機関あたり月600円までとなっています。

 

・起伏の少ない地形

町内に山がなく、土地の高低差が少ない地域です。起伏がほとんどないので、自転車でも移動しやすくなっています。ただし川に囲まれた地形のため、町外に自転車で行かれる際には、橋を渡らなければならず、風の強い日は大変です。

 

北島町で人気のエリア

北島町では、公共施設の集まる中心部と、フジグランのある南部が住宅地として特に人気です。

 

南部エリア（鯛浜・江尻）

北島町の南部、フジグラン北島のあるエリアです。商業施設が多く、徳島市へも近いので便利です。近くに幼稚園や保育園、北島南小学校があり、進学塾も複数あるので、ファミリー世帯も暮らしやすいでしょう。エリア内に板野警察署があり、治安の面でも安心です。

 

中心エリア（中村・高房）

北島町役場、郵便局、北島幼稚園・小学校・中学校、町立保育所などが集まったエリアです。飛び地で住所は徳島市になりますが、徳島北高校も西端にあります。徒歩圏内にスーパーやドラッグストアなどが複数あるので、普段の生活に必要なものはすぐに買うことができます。北島町立図書館やスポーツ広場などの文化教育施設もあり、勉学やスポーツができる環境が身近に整えられています。

 

まとめ

北島町は徳島市のベッドタウンとして、住みやすい環境がととのったまちです。市内に比べて比較的土地の値段も抑えられるので、限られた予算で便利な場所に暮らしたい方におすすめです。他にも徳島市のベッドタウンとなっている、板野郡の松茂町・藍住町などと比較されると良いでしょう。