口コミで評判!
徳島の新築住宅メーカー・工務店を比較!

徳島でオススメの新築住宅メーカー・
工務店を比較!厳選おすすめ5選

徳島の新築住宅
HOME > 徳島の新築住宅コラム > 新築住宅の湿気対策は?梅雨に負けない家づくりのポイント

新築住宅の湿気対策は?梅雨に負けない家づくりのポイント

梅雨の時期は湿度が高く、ジメジメしているので不快ですよね。湿気はカビや虫の発生、住宅の劣化、体調不良など多くの悪影響を及ぼします。新築住宅も例外ではありません。今回は、湿気が新築住宅に与える影響や対策をお伝えします。

新築住宅の湿気が及ぼす悪影響

湿気とは、空気の中に含まれている水分のことです。湿度が高いほどたくさんの水分を含み、高温の場所は湿度も高くなる傾向があります。

特に、梅雨の時期は湿気がこもりやすいので、カビや体調不良に悩む人が多いでしょう。ここでは湿気が新築住宅に及ぼす影響をお伝えします。

カビが繁殖しやすい

せっかくの新築住宅なのに、カビが発生したらショックですよね。雨が続く梅雨の時期は、カビが繁殖しやすいです。

【カビが発生しやすい条件】

・湿度70~80%以上
・室温20~30℃
・食べかすやホコリ、ゴミを栄養分にして繁殖

また壁内の断熱材の防湿処理がしっかりしていないと、壁内外の寒暖差で「内部結露」が生じることがあります。壁の中がカビたり腐ったりする原因となるので、非常に危険です。

住宅の劣化が早まる

湿気により基礎部分や構造材が腐食したり、シロアリが発生したりすることもあります。シロアリは暗く水分を多く含んだ場所を好むため、基礎部分や構造材に湿気が多いとシロアリのすみかになってしまうのです。

シロアリの鉱物は木材なので、木造住宅の土台や柱などを食べられてしまいます。建物の強度が下がり、ときには倒壊につながることも。湿気コントロールをきちんとしないと、どんどん住宅の劣化は進んでしまいます。

体調不良の原因に

湿気が原因で心身にも悪影響を及ぼします。

(例)

・カビやダニのアレルギー症状
・高湿度により体温を調整できない
・体内に熱がこもり倦怠感や眠気に襲われる
・消化酵素の働きが鈍り食欲不振い陥る

湿度が高いと不快になるのはもちろん、健康にも影響するのです。

新築住宅の湿気対策のポイント

新築住宅の湿気対策を怠れば、快適な住環境は実現できません。湿気対策のポイントを紹介します。

ベタ基礎で地面の湿気をシャットアウト

ベタ基礎とは、新築住宅の床面全体をコンクリートで固める工法です。厚いコンクリートで地面を覆うため、地面から上がってくる湿気をシャットアウト。湿気による木材の腐食リスク、シロアリの発生リスクを低下させます。

高気密+換気システムで効率よく換気

高気密の新築住宅は、ほぼ隙間がない家なので、室内の空気が勝手に入れ替わることはありません。そのため温度と湿度を適切に管理でき、エアコンの空気が外に逃げ出すこともないのです。

2003年に建築基準法が改正され、24時間の換気システムが義務付けられました。室内の空気を隅々まで入れ替えるには、隙間のない高気密と換気システムが欠かせません。

結露や建物の老朽化の原因となる湿気を、高気密と換気システムにより効率的に排出し、カビやダニの発生リスクを軽減します。

高断熱化で温度差による結露を防止

結露の原因は、寒暖差です。断熱材が不十分だったり、断熱性能の低い窓ガラスやサッシを使用すると、寒暖差によって壁内外や窓に結露しやすくなります。結露やカビ、湿気を防ぐには、家の高断熱化が欠かせません。断熱性の高い窓ガラスやサッシを採用したり、十分に壁の中に断熱材を施工したりすることによって、温度差がなくなり結露を防止できます。

床下の換気方法を工夫する

床下に湿気が充満すると、新築住宅の土台部分は腐食が進み、シロアリ被害も。室内はカビやダニが発生しやすくなり、人体にも悪影響を及ぼします。

・排出型と拡散型の床下換気扇をそれぞれ設置する
風の通り道を計算して、必要な部分に排出型の換気扇を設置します。基礎の中心にも空気を拡散する換気扇を設置し、空気を満遍なく循環させます。

・床下調湿材をまく
床下に人が入れるほどの高さがあるなら、床下調湿剤をまくという方法もあります。床下調湿材はホームセンターで手に入り、自分でまけます。

クローゼットも換気対策する

クローゼットは空気がこもりやすく、窓や換気扇もないので、湿気が溜まりやすい場所です。

・調湿機能のあるクロスや仕上げ材をクローゼットの内部に施す
・換気装置を取り付け、空気の逃げ道を確保する

調湿作用のある素材を使う

漆喰や珪藻土は湿度の高いときには吸湿、乾燥時には放出する調湿作用があります。また内装に無垢材を使用すれば、周囲の温度や湿度に合わせて空気中の水分を吸ったり吐いたりしてくれます。

最近は、湿気対策としてエコカラットを内装材に使用することも多いです。珪藻土の6倍、調湿クロスの25倍以上の調湿作用があり、結露やカビ・ダニの繁殖を防ぎます。室内干しの家庭の強い味方にもなるでしょう。

まとめ

湿気の多い梅雨。住宅にはもちろん、体にも悪影響を及ぼしがちです。心身ともにストレスなく過ごすためには、住宅の温度や湿度をコントロールする必要があります。新築住宅を建てる際は、間取りやデザインだけでなくぜひ湿気対策も意識してみてくださいね。

Copyright ©徳島でオススメの新築住宅メーカー・工務店を比較!厳選おすすめ5選 All Rights Reserved.