徳島で新築住宅を建てるときの流れ
徳島で新築住宅を建てたいと思ったら、何からはじめれば良いのでしょうか。どういった流れで新築住宅を購入するのか、ざっくりした流れを頭に入れておきましょう。
ステップ1.住みたい土地を決める
まずは、どこに住みたいか、ある程度のエリアを決めます。
- 周辺環境
- 子供の通う学区
- 勤務先に通いやすい場所
などの条件によって、エリアを絞って行く方が多いです。特に子育て世帯の場合は、「子供に転校させたくない」「◯◯高校に自転車で通える場所に」といった条件でエリアがぐっと絞られることが多いです。勤務先に関しては、車で通うのかバスや電車などの公共機関を使うのか、通勤時間は何分以内が希望かなどイメージしてみてください。
周辺環境は、閑静な住宅街や利便性の高い商業地域、そのほか近くに病院やスーパー、公園があってほしいなど、希望を書き出してみましょう。
エリアが絞れたら、そこから個々の土地を選んでいきます。土地によって建てられる家が変わってくることもあるので、この段階ではある程度希望の条件を考えておくくらいでOK。具体的な土地の選定は、住みたい家のイメージと合わせて、住宅メーカーとも相談していくことがほとんどです。
ステップ2.予算を立てる
いくらくらいの家が建てられるのかによって、土地選びや住宅メーカー選びも変わってきます。現在の預貯金や収入によって、どのくらい頭金を出してどのくらい住宅ローンが借りられるか決まります。
自分で予算を立てるのは難しいので、住宅会社やFPなどに相談する方がほとんど。住宅メーカー探しと平行して、自分がどのくらいの価格帯の家を建てられるのか探っていくと良いでしょう。
ステップ3.新築住宅メーカーを探す
住みたいエリアがある程度決まったら、エリア内の住宅メーカーを探します。新築住宅の依頼先は、工務店やハウスメーカーが中心です。どこの新築住宅メーカーに頼むかによって、ある程度どのような家が建つかも決まってきます。「子育てしやすい家にしたい」「予算は抑えながら品質の高い家がほしい」など、自分の建てたい家に合わせたメーカーを選びましょう。
インターネットや雑誌などで探して、気になるメーカーがあれば、モデルハウスを見に行ったり、面談を予約して話を聞きに行ったりします。もちろん一社で決める人もいれば、何社も見て回って決める人も。気になる会社があれば、どんどん話を聞きにいきましょう。
建売住宅の場合、気に入った物件があれば、購入の申し込みへと進むことに。注文住宅の場合は、気に入ったメーカーで間取りや内装、設備などどんな家を建てるかという設計図をつくっていくことになります。
ステップ4.新築住宅メーカーとの契約・プランニング
住宅メーカーに面談に行って自分の希望を伝えると、ある程度のプランや見積もりを作成してもらえます。土地についても相談して、建てたい土地が決まったら、大きさや接道などを調査してプランに落とし込みます。仮のプランは無料でつくってもらえることがほとんどです。
具体的なプランが決まれば、依頼先と仮契約をすることに。10万円程度の手付金が必要となることもあります。住宅ローンの事前審査などをしつつ、打ち合わせを重ねて細かい仕様を決めて最終的なプラン・見積もりを作成します。内容に納得できれば、本契約や住宅ローンの本審査などの手続きをおこないます。
ステップ5.着工・完成
銀行や住宅会社、建築確認申請などの手続きが住めば、いよいよ工事が始まります。地鎮祭や上棟式をおこなうこともあります。
- 地鎮祭:着工前に、工事の安全を祈願する行事。
- 上棟式:家の骨格ができた段階で、大工さんをねぎらう行事。
工事は、基礎→構造→屋根や外壁→内装や設備といったように進んでいきます。途中で現場を見に行くと、大工さんのモチベーションがアップしたり、構造の状態が確認できたりします。
木造住宅であれば、工期はだいたい3~4ヶ月程度。プランや広さによっては半年ほどかかることもあります。完成して、家の出来をチェックしたら引き渡しです。
まとめ
新築住宅の引き渡しまでの大まかな流れをご紹介しました。多くの方は住宅購入は初めて。わからないことも多いので、土地や予算について軽くイメージだけつけて、実際にいろいろなメーカーを回ってみるという方がほとんどです。土地探しや資金計画も、住宅メーカーで相談に乗ってもらえます。気になる住宅メーカーがあれば、どんどん話を聞きに行きましょう。