徳島で新築住宅を建てるとき、迷うのがエリア選び。今回は「板野郡藍住町」の特徴や住みやすさ、おすすめエリアなどをご紹介します。

 

藍住町の基本情報・データ

徳島市の北側に「松茂町・北島町・藍住町・上板町・板野町」という5つの町があり、これらを合わせて「板野郡」と呼んでいます。藍住町は、板野郡のなかでも、北島町と並んで人気のベッドタウンです。

 

人口は約3.5万人、世帯数約1.3万世帯（※）が住む、徳島県では7番目に人が多い場所。若い方やファミリー世帯にも人気のエリアとなっています。

 

※2015年度統計によると、総人口34,626人、世帯数13,133世帯

 

・持ち家と賃貸の割合

藍住町では、持ち家で暮らす方が約7割、賃貸派は約3割です。日本全体の持ち家率は6割ほどと言われているので、持ち家派が多めの地域といえます。山がなく平坦な土地で、住宅街として向いています。

 

・犯罪発生率と治安

藍住町は、便利ながらも静かな住宅街となっており、治安も良好です。大きな犯罪等も少ないので、子どもや女性も安心して暮らせる環境といえるでしょう。

 

藍住町の住みやすさ

藍住町は戦国～明治末期にかけて、阿波藍の栽培や流通で栄えていたことが、町名の由来です。最近では、ベッドタウンとして住みやすい町がつくられてきています。

 

・通勤通学しやすいベッドタウン

藍住町から徳島市内までは約22分。通勤や通学も十分にできる距離です。ゆめタウン徳島前から徳島駅前までの直行バスや、藍住役場前から北島を通って徳島駅まで行く路線など、バスも複数出ています。

 

・活気がある町

田畑が多い郊外というイメージはもはや過去のもので、商業施設があって便利な住宅街となっています。活気のある町なので、これから先長く暮らしていきたいという方にもおすすめのエリアです。

 

・ゆめタウン徳島がある

藍住町の南東部には、ゆめタウン徳島という大きなショッピングモールがあります。ZARAやGLOBAL WORK、ユニクロをはじめとするアパレルショップ、ロフトや無印良品などの生活雑貨店、書店、レストランなどが多数出店しており、若者やファミリーで賑わっています。

北島町のフジグラン北島も車で約14分と近いので、ショッピングや映画を見るのには困りません。

 

・医療機関も多く安心

藍住町は、人口あたりの一般診療所の数が全国平均よりも多く、特に内科や外科、小児科などが充実しています。産婦人科がない市町村も多いなか、藍住町内に2ヶ所あるというのも特徴です。ご家族に小さなお子さんや高齢の方がいても、安心して暮らせるでしょう。町内の救急指定病院としては、稲次病院が1ヶ所あります。徳島市街地へのアクセスも良いので、万が一のときには徳島市内の病院にもかかりやすいでしょう。

 

・子ども医療費助成は中学卒業まで

藍住町の子ども医療費助成は中学卒業までが対象です。所得制限はありません。自己負担金は通院3歳から、入院6歳からで、1医療機関あたり月600円までとなっています。

 

・市内に比べて家賃や土地の価格が安い

藍住町は立地条件が良いため、家賃や土地の価格はやや高め。しかし徳島市の中心部と比べるとお手頃なので、市内に通勤通学される方にはおすすめのエリアです。ファミリー向けの賃貸物件は少なめなので、新築住宅や中古住宅の購入が中心となります。

 

藍住町で人気のエリア

藍住町では、ゆめタウン徳島の近くや、北島町に近いエリアなどが人気です。

 

奥野エリア

ゆめタウン徳島がある便利なエリアです。日常的なお買い物から休日のショッピングまで便利な地域といえるでしょう。藍住ICもあるので、県内外へのアクセスが良いのも特徴。徳島市内へもすぐ行くことができます。藍住町役場や図書館、藍住中学校などもこのエリアにあり、藍住の中心的エリアといえます。

 

勝瑞エリア

勝瑞城跡を中心としたエリアです。藍住ひまわり保育園、藍住東幼稚園、藍住東小中学校と教育施設がそろっています。徳島北高等学校へもすぐの立地です。音楽教室や英会話スクールなども豊富なので、お子さんのいるファミリーにおすすめです。東端には勝瑞駅があり、徳島方面や鳴門方面へ電車で行くこともできます。スーパーのマルナカやドラッグストアモリがあるほか、北島側のザ・ビッグなどにも近いです。藍住の東側に位置しているので、フジグラン北島にもゆめタウン徳島にもすぐ行くことができます。

 

まとめ

藍住町も、同じ板野郡の北島町や松茂町と同様に、徳島市のベッドタウンとして栄えています。町内にゆめタウン徳島があり、フジグラン北島にも行きやすい立地なので、買い物などに困らないのも嬉しいポイントです。大型の商業施設を中心として、活気ある街が形成されています。