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徳島で新築住宅を建てる初期費用とランニングコスト

新築住宅を建てる際に一番不安になるのが、お金のこと。今回は、徳島県で新築住宅を建てるときの初期費用と、建てたあとのランニングコストがどのくらいかかるのかまとめました。「自己資金が少ないけれどマイホームは持てる?」「いくら貯金があれば建てられるの?」など、資金面で不安に感じている方は参考にしてみてください。

 

徳島で新築住宅を建てるときの初期費用

新築住宅(戸建て)の場合、契約段階で10万円単位の手付金、建物が完成して引き渡す時にローン実行という流れが多いです。頭金を準備する場合、契約から引き渡しまでの間に支払うと考えておいて良いでしょう。

頭金を増やすとローン負担は減りますが、もしものときのお金を手元に残しておくことも大切です。では、初期費用はどのくらいの金額がかかるのか見ていきましょう。

 

土地建物購入費用

徳島の建売住宅・土地付き注文住宅・注文住宅(建物のみ)の費用相場は以下の通り。

 

徳島県での平均購入価額
建売住宅 2391.0万円
土地付き注文住宅 3692.1万円
注文住宅のみ 3083.2万円

参考/2018年度フラット35利用者調査

 

つまり、マイホーム購入にかける金額はだいたい2~3000万円台。徳島は全国でも比較的安く新築住宅を手に入れられる地域です。

 

頭金の割合として多いのが、住宅価格の2割程度。残りを住宅ローンでまかないます。例えば住宅価格が3,000万円であれば、頭金は600万円くらいということですね。

 

預貯金が不十分で、そんなに頭金は準備できないという方もいることと思います。しかし、最近は金利が極めて低いため、頭金の割合は減少傾向。頭金ゼロで購入される方もいるので、安心して住宅会社に相談してみてください。実際に全体の3割くらいの方は、頭金200万円未満での購入です。

 

【関連記事】徳島の新築住宅の費用相場

 

諸費用

住宅価格の2割程度の頭金に加え、住宅価格の5~8%程度の諸費用も別途必要となります。つまり、住宅価格が3,000万円であれば、諸費用は150~240万円くらいという計算です。

諸費用の内訳は以下のような項目です。

 

・印紙税

不動産売買契約やローン契約の書類に、決められた額の印紙を貼り付けます。2020年現在、記載額3,000万円の場合、住宅ローン契約書の印紙税は2万円、建築請負契約書や不動産売買契約書は1万円です。

 

・事務手数料

銀行で住宅ローンを借り入れるとき、手数料が必要です。銀行によって手数料の金額は異なり、定額3~6万円程度や、借入金額×1~2%などと設定されています。

 

・ローン保証料

多くの銀行は、万が一返済できなくなったのときのリスクヘッジとして、保証会社との契約を条件としています。保証料は借入金額や返済期間などの条件によって異なり、目安として借入額の2%前後。例えば借入額3,000万円なら、60万円が目安です。

 

ローン保証料は非常に大きな金額となるので、現金で支払うのが難しいケースもあるかと思います。その場合、借入金利に上乗せして、月々支払っていく方法もあります。

 

・登記費用

土地や建物の所有権を登記する際には、登録免許税や司法書士報酬がかかります。一般的な新築住宅の場合、30~40万円程度が目安です。

 

・不動産取得税

土地や建物を購入したときに、一度だけ支払う税金です。支払いのタイミングは入居後ですが、あらかじめ予算に組み込んでおきましょう。

 

・火災保険料

火災保険料の目安は毎年1万円程度ですが、10年間分一括払いをすることが多いため、初期費用に組み込んでおきます。年間1万円×10年間分=10万円が目安です。

 

そのほか新築住宅の場合、地盤調査費用(10万円前後)、地鎮祭や上棟式の費用(各10万円前後)などがかかることもあります。

 

【関連記事】新築住宅を購入するとかかる税金

 

徳島で新築住宅を建てた後のランニングコスト

なるべく安い住宅を買いたいものですが、ある程度つくりのしっかりした住宅を購入することで、ランニングコストは抑えられることに。トータルの費用で考えることが大切です。

 

戸建て住宅は駐車場代や管理費がかからないので、一般的にランニングコストはマンションより安くなります。また、新築は各種税金の減額制度があるほか、設備が新しいため中古に比べて維持費がかかりにくい傾向にあります。

 

固定資産税・都市計画税

毎年1月1日時点で所有している土地や建物などにかかる税金です。一般的な住宅の場合、毎年10~20万ほど。新築住宅の固定資産税は、建築から3年間1/2に減額される制度があります。(長期優良住宅なら5年間)

 

火災保険料

火災や落雷、風水害などで建物や家財が受けた損害を保証する保険です。住宅ローンを借りる場合、火災保険の加入が義務とされるケースが多いです。保険料は年間1~2万円ほど。別途地震保険などに加入される方もいます。

 

修繕費

外壁や給湯器、トイレ、お風呂など古くなったところを修繕する費用も必要です。マンションは「修繕積立金」として毎月積み立てますが、戸建ての場合は自分で貯金して好きなタイミングで補修します。

費用の目安としては、10年ごとに100万円ほど。毎月1万円×12ヶ月×10年=120万円貯められるので、このくらいを目安に毎月積み立ててはいかがでしょうか。

 

まとめ

今回は、新築住宅(戸建て)を建てるときの初期費用、建てた後のランニングコストをまとめました。費用に不安があるという方は、「新築住宅と中古住宅」「戸建てとマンション」など他の住宅のタイプとも検討しておきたいですね。

 

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