『秀光ビルド徳島店』の評判・口コミ!徳島の新築住宅メーカー比較
秀光(しゅうこう)ビルドは、石川県発の新築住宅メーカー。徳島店は、平成25年にオープンしました。まだまだ徳島での知名度は高くないですが、広告や営業で少しずつ知られるようになったところではないでしょうか。
秀光ビルドの家は、わかりやすい「コミコミ価格」が特徴。では、実際の価格や家の間取り、品質などはどうなっているのでしょうか。今回は秀光ビルドの家づくりの特徴や、実際に建てた方からの評判や口コミをご紹介します。
秀光ビルド徳島店の特徴
-基本情報-
社名 株式会社 秀光ビルド
所在地(徳島店) 徳島市三軒屋町東39-1
秀光ビルドは平成3年創立の、石川県の新築住宅メーカー。石川の他に、福井県・富山県・滋賀県・奈良県・大阪府・京都府・ 兵庫県・愛知県・岐阜県・宮城県などを中心に住宅販売を展開しています。
そんな秀光ビルドがこだわりとして掲げているのは「価格・性能・安心」の3つ。まずはその3つの特徴について、詳しく解説していきたいと思います。
秀光ビルド徳島店の特徴1.価格の明瞭化
秀光ビルドの一番の特徴は、「フルサポートコミコミ価格」という価格の明瞭性です。建物本体の価格や水回り設備はもちろん、家を建てるのに必要な申請費用や諸経費、保証、アフターサービスまで、すべて含まれているそうです。
定額制の規格住宅でも意外と「最初の予算より増えてしまった」ということも多いので、このコミコミ価格という制度は安心できますよね。
秀光ビルド徳島店の特徴2.住宅品質検査
安心へのこだわりとして、自社検査+第三者検査を合わせた「10回検査」を掲げています。もちろんこの検査費用も、コミコミ価格に含まれるようです。
10回検査の具体的な中身は「配筋検査・出来形検査・土台検査・上棟検査・金物検査・防水検査・断熱検査・外装検査・木完検査・完了検査」。それぞれ細かく検査項目が決められていて、検査員が一つずつチェックするそうです。
検査結果は随時WEBで確認でき、検査報告書も作成されます。他の新築住宅メーカーでも、建築基準法に基づく完了検査などおこなわれますが、随時報告されるシステムが整っているのは安心ですよね。
秀光ビルド徳島店の特徴3.アフターサービス
秀光ビルドでは、家を建てたあとも安心して暮らせるよう、最長30年の保証システムを設けています。
まず新築から10年間は、緊急駆付けサービスと住宅設備保証サービスがついてきます。もし水回りやガラス、鍵などでトラブルが起こっても、24時間365日受け付けの緊急サービスまで電話すれば、応急処置など無料でしてもらえるそうです。
システムキッチンや給湯器などの住宅設備のメーカー保証は通常1年ほどなのですが、秀光ビルドは無料修理や部品交換など、10年間は何度でもしてもらえます。
10年以降は、有償ではありますが延長サービスが設けられています。
秀光ビルド徳島店の評判・口コミ
秀光ビルドは価格や安心へのこだわりは大きく掲げられていますが、ここまでで間取りや設備、内装などについてはよくわからないですよね。
実際に秀光ビルドで家を建てた方や、友人・知人が秀光ビルドで建てたという方からの口コミなどを交えながら、このあたりについても解説していきたいと思います。
秀光ビルド徳島店の評判1.自由設計or規格住宅が選べる
秀光ビルドでは、自由なプランを設計できる「自由設計」と、限られたプランのなかから選んで家をつくる「規格住宅」の両方から選ぶことができます。
自由設計と規格住宅で性能・仕様・設備のグレードは同じで、水回りなどプラス料金を支払えばハイクオリティな仕様を選ぶこともできるようです。
自由設計ではハイグレードのプランも用意されており、メンテナンスフリーの外壁材や、地震に強い家をつくる耐震ダンパーや軽量瓦、断熱性能の高いサッシが装備されているそうです。
秀光ビルド徳島店の評判2.価格と間取り
秀光ビルドの規格住宅では、間取りプランによって価格が決められています。「フルサポートコミコミ価格」だからといって同じ価格でどれでも選べるわけではない点に注意が必要です。
公式サイトのシミュレーターで、4LDKの間取りの価格を確認したところ、四国エリアの最安プランは1,070万円。1,100万円台だと12件、1,200万円台だと20件のプランがあり、4LDKの最高価格は1,535万円でした。
価格は安いものの、どの間取りも一般的なもので、特に目を引くプランはありません。口コミ評判でも「安いが、おもしろみがない」と言われていました。「遊び心のある家より、飽きのこない家がいい」と考えている方には良いのではないでしょうか。
秀光ビルド徳島店の評判3.高気密高断熱
秀光ビルドは、四国に比べて寒さの厳しい、北陸発祥の会社。そのため高気密高断熱で、夏の涼しさや、冬の暖かさが叶う戸建て住宅をつくっています。
秀光ビルドの断熱材は全棟標準で「発泡ウレタン吹付断熱材 屋根90mm・壁80mm」。
これがどれくらいの断熱性能を示すかは、公式サイトには書かれていないので、推測してみたいと思います。
断熱性能は「熱抵抗(温度の伝えにくさ)=断熱材の厚さ÷熱伝導率」で判断できます。
①断熱材の厚さ
吹付けウレタンの一般的な厚みは50~75mm程度。グラスウールは吹付けウレタンより厚く入れられるので、105mm充填で考えてみます。
②熱伝導率(熱の伝わりやすさ)
一般的によく使われるグラスウールですが、高性能の24Kを使うと、熱伝導率は0.038W/m・K。吹付けタイプのウレタンも種類によって違いますが、およそ0.034W/m・Kと思われます。
ここから熱抵抗を計算すると・・・
- 吹付けウレタン90mm→0.090÷0.034=2.6㎡・k/W(秀光ビルド)
- 吹付けウレタン75mm→0.075÷0.034=2.2㎡・k/W
- 高性能グラスウール105mm→0.105÷0.038=2.7㎡・k/W
熱抵抗=温度の伝えにくさ。つまり数字が大きいほど、断熱性能が高いということになります。秀光ビルドは、高性能のグラスウール並に断熱性能が高いということがわかりますね。
秀光ビルド徳島店の評判4.営業がしつこい?
これは私自身の体験なのですが、徳島県外の賃貸住宅に住んでいたとき、秀光ビルドの営業マンからしつこく営業されたことがありました。「もう電話や訪問をしないでほしい」と伝えたのですがしつこく家にやってくるので、営業所に電話を入れて対応したほどです。
しかし他の方の口コミを見ると、「あまり営業はしつこくなくて、ゆっくり話をしてくれた」という話も聞くので、営業マンの当たり外れはありそうです。
まとめ
秀光ビルド徳島店のつくる一戸建ての魅力は、なんといってもわかりやすい「コミコミ価格」。
しかしどれも普通の間取りで、遊び心やおしゃれさはあまりないので、「デザインの高いおしゃれな家に住みたい!」という人には向いていないかと思います。
「安ければ安いほどいい」「普通の家に住みたい」という、安定志向の方に向いている住宅メーカーなのではないでしょうか。